gymnasticsworksのブログ

体操競技×ナチュラリゼーションで人を幸せに

指導することの難しさ

みなさんこんにちは!
そして明けましておめでとうございます!


今日は指導で難しいと感じることについて書いていくので、指導者や教育系のお仕事をされている方向けになるかと思います。

何が難しいのか?

  1. 【正解】がない
  2. 【指導】でなく【指摘】になりやすい
  3. 【心】を育てること

本当はもっとありますが、挙げだしたらキリがないので
上の3点に絞りたいと思います。

1【正解】がない

教える相手の数だけ答えも違ってくるので、『これをすれば絶対だ』という方法はほとんどないためパターン化しずらいのと
時代によって指導の価値観も変わったりするため正解を見つけるのはかなり困難だと思っています。


さらに体操に関しては膨大な量の技を教えることになるため
現場の指導の中で先輩や上司に聞いたりして最適な答えを探すのが多いかと思います。


しかし現場だけでは最適な答えは見つかりづらいため
指導者側も日々、時間を作り現場以外で勉強できたらと思いますが
指導以外の業務に追われなかなかそうはいかないことがほとんどかと思います。

僕はそんな悩みを解決したいので
このblogで発信をし続けます。


【指導】ではなく【指摘】になりやすい

全ては子どもたちのため、【指導者】は【指示者】や【指摘者】になって、こどもの考える力や可能性を奪ってはいけない。

球道 (年中夢球著)より引用


この言葉は今の自分にはグサッときました。
時間がない時や、教える子どもの人数が多い時って手短に済ませようとして
どうしても指示や指摘だけで終わってしまうことが多くなってしまいます。


そしてさらに学ぶ時間が現場以外でなかなか取れなければ
どうしても同じことの繰り返しになってしまっていたりもして
子どもの上達に結び付くのが難しくなって悪循環に陥りやすいと思います。


3【心】を育てること

技術と違って、心の成長は目に見えにくいところと
指導者と子どもの二者だけでなく親御さんの協力も必要なところが難しいと思います。


そして、心を育てることは時間もかかるために労力も大きくなります。


全日本レベルの選手を何人も育成された先生も
【技術】は教えて当たり前、大切なのは【心】を育てることだと
おっしゃていました。

心技体という言葉でも【心】がまず一番前に来ていることから
心の育成はそれだけ重要な意味を持っています。



いかがでしたでしょうか?
今回は3点だけでしたが、指導者の方々によって難しいと感じるポイントは異なってくるかとは思います。


そして最後にやはり大切なのは自分自身で学ぶ姿勢だと思うので
これからも学びをやめずに日々、少しでも精進していきたいと思います。