gymnasticsworksのブログ

体操競技×ナチュラリゼーションで人を幸せに

距離を置くべき人間


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こんばんは!

指導の現場だけでなく、集団には様々な人がいますよね、今回は指導の現場に入って個人的にですがこんな人間がいたら距離を置くべき人間について書いていきたいと思います!



ここに今から書くことは
実際に自分がされてきて嫌だったことや
後輩には絶対しないでおこうと誓ったことです



あまりいい内容ではないかもしれませんが
指導の現場や、他の職種でも同じようにな悩みを持つ方の悩みの解決の糸口となればと思っています!







離れるべき人間とは?
結論を言うと、人前で平気で叱責してきたりおとしめるようなことを言う人間です


僕らの現場で例えると、子どもや保護者の前で少しのミスでも大げさに言ってきたり揚げ足を取るなどをする人間がそれに当たります


もちろん言われた方は、精神的に疲れますし、現場目線で見ても何よりメリットは一つもない!


そして、何よりも怒られることを恐れて自分からチャレンジしなくなってしまうんですよね


そうすると成長もしないし、現場の負担も減りません!









人前での後輩を叱るデメリット
よほどのことをしたときは別ですが
基本的に小さな失敗ならワザワザ目の前で叱る必要はないと思います!


みなさんは、どこか飲食店を選ぶときに店員さんが目の前で怒られている店に入りたいと思いますか?



それは子どもたちも同じで、怒られている人に子どもたちは教えてもらいたいと思いますか?


そして保護者も子どもを任せたいと思うのでしょうか?


「あのコーチに補助されると怪我させられるぞ!」


実際に僕が言われた言葉です
保護者からも子どもからも舐められ
誰も話も聞いてくれませんでした!



自分が好きで選んだ体操の仕事なのに
どうしてこんなことを言われないといけないのか?

どうしてこんな思いをしないといけないのか、毎日悔しくてたまらず、今でも悔しさは忘れていません!


僕は何とか踏みとどまることができましたが、もしかしたらあと少しで辞めていたかもしれません、しかし好きなことでバカにされるのは嫌だったのと


体操は絶対に誰よりも好きだと自負していたので、知識と言う武器を磨いて言い返すようにしました!


すると相手も自分の勝てない土俵とわかったのか何も言われなくなりました!










人をおとしめる人間の特徴や考え

基本的に自己中心的で表向きは人当たりよい八方美人タイプが多い気がします!

「あなたのためにやっている」という言葉が多いですが、そんなことは1ミリも思っておらず


自分が優位であることを確認するためにマウントを取るようなことを言ったりしてきたり、もしくは自分が主役でチヤホヤされて目立ちたいから、ワザと子どもや保護者の前で恥をかかせようとします!


信じがたい話ですが、現実にそんな人間は存在します!


そのせいで、後輩が指示待ち人間になり
そして「自分は頑張っている、できないのは後輩が育たないから」と立ち振舞いますが基本的に育てる気や能力はありません


育てない限り、自分の負担が減らないのに育てないという矛盾する行動を無意識にやっています


なぜなら自分が上に立つことしか考えてませんし、立場を脅かされたくないという思いが強いのです!






そんな人間に出会ったら
まずは真っ先に距離を取りましょう
そして上司に相談したり、それでもダメなら辞めるのも一つの手かもしれません

もしくは、同じところで距離を取るのが難しいなら会話を録音したり、サボっているところなど隙を見せたら撮影しましょう!

こちらが隙を見せないのも大切ですが向こうの隙をつくのも大切です


あと僕が使ったのが会議の場で揚げ足を取られるので冗談半分で「てっきり僕らいじめられているかと思いましたよ!」と全員の前で言いました!



すると相手は「自分はそんなつもりはない、それは捉え方の問題」と言いました


捉え方もクソも相手が嫌ならそれはいじめです、そんなめちゃくちゃな論理で自分を正当化する人間が実際います。






終わりに
僕がこの内容を書いているのは、同じ悩みを抱えている人を救いたいからです

そして選手でも指導者から心ない言葉を浴びせられ辛い思いをしている人もいるかもしれません。



一部の身勝手な人間のせいで、同士が心を病むのをみたくない、そしてこれを読んで自分の行動に見覚えがある人には悔い改めてほしいと思っています。



僕は体操が大好きです
だからもっと知ってほしいし、そんな辛い思いをする人を救いたいと思っています!



知識だけでなく、悩み相談でも力になれるようにこれからも発信を続けます!

1990年から2000年代の選手で勝手に世界選手権開催!

みなさんこんばんは!
今日はタイトルの通り勝手に世界選手権開催しました!


内村選手ロスだったのもあるんですけど、ふといろんなスター選手と内村選手を混ぜた試合できたらいいなと思って勝手にスタートリスト組んでみました!


スタートリスト
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各国2名までの24人で構成しました。
完全に僕の好みで決めてます!
一ヶ国2人制までで組んでみました!

一部出場させたすぎて、無理やり出身地を代表国にした選手もいますがご了承下さい!




各国の代表選手達

・日本(JPN)
内村 航平(Kohei Uchimura)


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言わずと知れた日本のみならず、世界を代表する体操界のキングは外せませんね!


・冨田 洋之(Hiroyuki Tomita)


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アテネオリンピックの鉄棒の着地は記憶によみがえる方も多いのでは?
文句無しの選出です!



・中国(CHN)
楊 威(Yang Wei)


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アテネの不振を糧に不屈の努力で金メダルを獲った体操王!
内村選手との個人総合対決はもう一度見たい!


李 小双(Li Xiaoshung)


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ネモフとの個人総合対決は伝説の名勝負
中国男子初の個人総合メダリスト


・ロシア(RUS)
ニキータ ナゴルニー(Nikita Nagornyy)


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ロシアの新エース
そして自身の名を持つ屈伸3回宙返りはゆかに新しい革命を起こした!

アレクセイ ネモフ(Alexei Nemov)


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紳士で美しくかっこいい、誰もが憧れるロシアの至宝!



ベラルーシ(BLR) 
ビタリー シェルボ(Vitaly Scherbo)



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美しい体操と言えば、この人を知らないものはいない!
1大会の最多メダル獲得記録は不滅の大記録!

イワン イワンコフ(Ivan Ivankov)


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ベラルーシと言えば絶対外せない!
シェルボとともに美しい演技で賑わせた選手

アメリカ(USA)
サミュエル ミクラック(Samuel Mikulak)


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突然現れ、国内の個人総合で圧倒的な強さを見せアメリカを代表する選手に

ポール ハム(Patl Hamm)


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アメリカ男子初の個人総合のメダリスト
ネモフとの種目別鉄棒は語り継がれる名勝負

・韓国(KOR)
金 大恩(Kim Dae Eun)


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二枚看板の1人、つり輪の後転中水平からのアザリアン脚前拳の流れが好きでした!

梁 泰栄(Yang Tae Young)


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二枚看板の1人
幻の10点満点の平行棒の再現なるか?


・ドイツ(GER)
ファビアン ハンビュヘン(Fabian Hambuchen)


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ドイツを代表するスターは鉄棒だけじゃない、個人でも高い実力をもっている!

アンドレアス ベッカー(Andreas Wecker)


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東ドイツのエース
この年代の中にいれていいかわからないが
つり輪と鉄棒が好きすぎて選出!


ウクライナ(UKR)
オレグ ベルニャエフ(Oleg Vernyayev)



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リオデジャネイロ五輪の内村選手との勝負は体操ファンの感動を呼んだ!

イゴール コロブチンスキー(Igor Korobchinsky)


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全盛期のシェルボにも勝利した実力者

カザフスタン(KAZ)
ワレリー リューキン(Valery Liukin)


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3回宙と言われたらこの人!?
旧ソ連代表だが、出したすぎて出身地のカザフスタンで選手しました!


ブルガリア(BGR)
ヨルダン ヨブチェフ(Yordan Yovchev)


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つり輪だけじゃない個人総合でも決勝の常連のアイアンマン!

・イギリス(GBR)
マックス ウィットロック(Max Whitlock)


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高難度の攻めるあん馬とゆかのエアトラックスは見るものを魅了する!

ダニエル キーティングス(Daniel Keatings)
ウィットロックとともにあん馬で上位に食い込む実力あり!
個人としても世界大会でメダルを獲っている!

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キューバ(CUB)
マンリケ ラルデュエト(Manrique Larduet)


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彗星のごとく現れ、グラスゴーでは個人総合銀メダル、身体能力の高さを感じられる!
マンリケ ラルデュエト選手権が日本の選手達でプチブームとなった!


・フランス(FRA)
ブノワ カラノブ(Benoit Caranbe)


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クシェラとともにフランスを支え個人でもメダルを獲得!


ディミトリー カルバネンコ(Dimitri Karbanenko)
平行棒のイメージが強いが、ゆかのスワンダブルからのタンブリングシリーズがツボすぎる!

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ルーマニア(ROU)
マリアン ドラグレスク(Marian Dragulescu)


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跳馬のレジェンドは個人総合にも高い実力を発揮する!見るものをワクワクさせる外せないレジェンド



いかがでしたか?
自分の好きな選手で勝手にスタートリストを組むのって結構楽しかったです!

みなさんからリクエストあれば種目別や
また違ったノミネートを考えたいと思います!

各種目の上位候補を出身大学別にみてみた②

みなさんこんにちは!


勝手に種目別シリーズ後編です!!



またまた、独断と偏見なので、みなさんの想像と違う結果になるかもしれませんがご了承ください!


今回は後半の跳馬、平行棒、鉄棒で見てみたいと思います!

後半種目の決勝に来そうな選手(敬称略)

4.跳馬(VT)




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・安里 圭亮(福岡大学
・米倉 英信(福岡大学
・大久保 圭太郎(順天堂大学
・カルロス ユーロ(朝日生命/帝京大学
・三輪 哲平(順天堂大学
・橋本 大輝(順天堂大学
・谷川 航(順天堂大学
・作本 淳哉(静岡産業大学
・遠藤 幹斗(静岡産業大学
・榊原 拓弥(順天堂大学
・早坂 晶宗(新潟経営大学
・寺地 祐次郎(仙台大学

順天堂大学が人数でいうと一番多いが、個人的に福岡大学が一番だと感じました。
米倉選手と安里選手はともに、国際大会の常連、米倉選手は自身の名前がついた(ヨネクラ)の本家であり
前回の世界体操のメダルは記憶に新しいことかと思います!
さらに、鈴田選手も福岡大学で九州勢は跳馬に強い選手がここ最近で何人か出てきているように思います。


しかし、順天堂大学にも優勝候補筆頭の谷川航選手もいて、さらに大久保選手や橋本選手と三輪選手は3人ともロペスの使い手で大久保選手は試合でもヨネクラを決めており、橋本選手と三輪選手も使ってくる可能性があるので、優勝候補かと思いましたが、米倉選手と安里選手が国際大会に代表として選べれることが多く福岡大学が少し上回った形に思いました。
しかし、橋本選手と三輪選手が2本安定してそろえてきたら確実に優勝候補筆頭に躍り出ることは間違いないでしょう。

そして、(ヤンハクソン)をともに使ってくる遠藤選手と作本選手を輩出した、静岡産業大学からも目が離せません!
一昔前はアカピアンやドリッグスが主流でしたが、今はロペスやヨー2が当たり前となり技のインフレも感じました。






5.平行棒(PB)





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・萱 和磨(順天堂大学
・橋本 大輝(順天堂大学
・谷川 航(順天堂大学
・三輪 哲平(順天堂大学
・田浦 誠也(日本体育大学
・柚木 健太郎日本体育大学
・千葉 健太(順天堂大学
・前野 風哉(鹿屋体育大学
・神本 雄也(日本体育大学
・山本 翔一(日本大学
・田中 佑典(順天堂大学
・横山 聖(日本体育大学
・杉本 海誉斗(日本体育大学
・カルロス ユーロ(朝日生命/帝京大学
・北園 丈琉(徳洲会/星槎大学

ほとんどが、順天堂大学日本体育大学で占められる形となりました。
田中佑典選手、そして千葉選手と三輪選手も高得点を狙える順天堂が抜けていると思いますが。

神本選手と杉本選手等実力者は日本体育大学にも数多くそろっていて
両行の壮絶なデッドヒートとなりました。

年齢でみるとベテランと呼ばれる選手が多い感じがしました。







6.鉄棒(HB)




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・横山 聖(日本体育大学
・宮地 秀亨(筑波大学
・田中 佑典(順天堂大学
・北園 丈琉(徳洲会/星槎大学
・横井 君宇(日本体育大学
・神本 雄也(日本体育大学
・杉野 正尭(鹿屋体育大学
・橋本 大輝(順天堂大学
・小浜 廣仁(九州共立大学
・前田 楓丞(順天堂大学


メンバーをみると順天堂大学が半端ないですね!!
田中選手と橋本選手と前田選手は3人とも優勝を狙える実力もあり、圧倒的に優勝候補です。
追随する日体大絶対王者内村選手と齊藤選手引退がキツイです。
しかし、先日、フジマキ(トカチェフ前宙)を動画にあげた横山選手は要チェックです!
試合でアニメだけの幻の技がみられるのも近いかもしれません。




後半種目3つで見ると?
各種目ごとにやはり、大学で塊があるというのは前回と同じですが、順天堂大学の強さが際立っていたように思えます。
田中選手と谷川選手、そして萱選手と橋本選手らオリンピック選手が多くいるのはかなりの武器だと思います。
全日本を制した順天堂大学の強さの要因を少し探れた気がしました!


しかし、現時点での僕のただの憶測なので実際のギャップや、傾向は今後1年で大きく変わる可能性もあります!
改めて出身大学といった、種目や技とは少し違う視点でみると面白いなと感じました。
みなさんも何か面白い発見や分析がありましたら、ぜひコメントお待ちしています!

各種目の上位候補を出身大学別で見てみた①

みなさんこんにちは!
今回は近年の各種目の全日本の決勝に名前が来そうな選手を完全に独断と偏見で決め、大学別で見てみました!



そして現時点で現役を続けている選手のみを選出したつもりですが、もしかしたら引退した選手が混じっているかもしれないです。 



要は勝手に種目別やったらどうなるかをやっちゃいました!!


独断と偏見なので、みなさんの想像と違う結果になるかもしれませんがご了承ください!


今回は前半のゆか、あん馬、つり輪で見てみたいと思います!

前半種目の決勝に来そうな選手(敬称略)

1.ゆか(FX)




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・南 一輝(仙台大学
・五島 誉博(仙台大学
・土井 陵輔(日本体育大学
・カルロス ユーロ(朝日生命/帝京大学
・青木 翔汰(仙台大学
・橋本 大輝(順天堂大学
・加藤 凌平(順天堂大学
・山本 威吹(筑波大学
・橘 汐芽(筑波大学
・松見 一希(仙台大学
・上山 廉太郎(鹿屋体育大学
・藤巻 竣平(鹿屋体育大学
・村山 覚人(順天堂大学
・谷川 翔(順天堂大学
・前田 航輝(筑波大学

一番多いのが、仙台と順天堂、時点で筑波という結果、仙台の選手は南一輝選手をはじめとして、ゆかのスペシャリストを数多く輩出しているイメージがあり、順天堂の選手はオールラウンダーとしても上位に来れそうな選手ばかりで層の厚さを感じます。とくに谷川翔選手と橋本大輝選手は個人総合でも優勝候補の最有力にあげられるので、他のチームからするとかなり手強い存在に間違いないでしょう。





2.あん馬(PH)




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・亀山 耕平(仙台大学
・杉野 正尭(鹿屋体育大学
・塚元 淳貴(鹿屋体育大学
・津村 涼太(鹿屋体育大学
・萱 和磨(順天堂大学
・橋本 大輝(順天堂大学
・谷川 翔(順天堂大学
・中川 将径(順天堂大学
・永吉 雄(日本体育大学
・長崎 柊人(筑波大学
・鈴木 茂斗(順天堂大学
・千葉 健太(順天堂大学
・長谷川 毅(鹿屋体育大学
・山口 智輝(鹿屋体育大学
・古谷 嘉章(仙台大学
・前野 風哉(鹿屋体育大学
・長谷川 智将(日本体育大学
・石澤 大翔(徳洲会/星槎大学
・北園 丈琉(徳洲会/星槎大学


萱和磨選手や亀山耕平選手を筆頭に国際大会でメダルをとった選手が多く、個人だととても熾烈な争いになりそうなメンバーが揃いました。

しかし、大学でみてみると順天堂大学がダントツでした、それもそのはずです、、、、
全日本インカレでは一度チームで72点というえげつない数字をたたき出しました!
インカレは6人中のベスト5が得点になりますが、平均しても14.4点で速報を見たときは跳馬の得点を間違えてみてたのかと錯覚してしまうほどのスコアでした。
前半でこれだけ出されたら、ほかのチームからするとたまったもんじゃないですね、、、


しかし、追随する鹿屋体育大学も目が離せません、市口大和選手がぬけてもなお、杉野正尭選手や津村涼太選手のようなルーキーも現れました。今後もこのような選手が出続けたら勢力図も変わる可能性もあると思います。




3.つり輪



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・長野 詫也(日本大学
・高橋 一矢(早稲田大学
・武田 一志(日本体育大学
・春木 三憲(日本体育大学
・笠岡 義之(日本体育大学
・神本 雄也(日本体育大学
・山室 光史(日本体育大学
・金田 希一(鹿屋体育大学
・横川 竜士(日本体育大学
・柚木 健太郎日本体育大学
・平野 竣介(日本大学
・谷川 航(順天堂大学
・萱 和磨(順天堂大学
・山崎 響太(九州共立大学
・名和 秀馬(九州共立大学
・上山 廉太郎(鹿屋体育大学

見てのとおり圧倒的に日本体育大学が多いです。もう上位独占できそうなメンバーが揃っているかと思います。
今までのイメージだとつり輪よりゆかが強かったイメージを持っていたために意外な結果になりました。

そのほかで見ると日本大学も注目です、長野詫也選手筆頭にと平野竣介選手等優秀な選手を輩出しており。
少し前に、基礎の極みのような加世田弘登選手等実力者が出てきているため目が離せません。

ちなみに、全日本マスターズつり輪チャンピオン 日本で一番長い十字懸垂を試合で見せた金田一道さん日本大学なので個人的に応援しています(笑)



前半種目3つで見ると?
各種目ごとにやはり、大学で塊があるということがわかりました、練習環境や育成システムが素晴らしいのか
そして、その種目を得意とする選手が進学して来やすいのかなど、気になるところはあります。

しかし、今後は石澤大翔選手や北園丈琉選手のように即実業団へ入る流れも増えることも考えられるので
今後はバラつきが出てくるかもしれませんね

今回は自分の独断と偏見なので予想と違う方もいるかと思いますが、こうしてみてみると体操観戦が違った角度で楽しめるのではないでしょうか?


もし、みなさんで何か面白い発見がありましたら、ぜひコメントお待ちしています。

鹿屋体育大学出身のあん馬の名手

おはようございます!
先日鹿屋体育大学の躍進について取り上げましたが、今日は鹿屋体育大学出身のあん馬の名手を取り上げたいと思います!



毎年のようにあん馬で強い選手が出てきているのは、スゴいことであり、そこで点数を稼げるのは団体でも強みになると思います!


少しばかりですがそんな鹿屋体育大学出身のあん馬の名手をご紹介できたらと思います!



鹿屋体育大学あん馬の名手たち

1.ジュニア時代から定評のあった選手、年齢を感じさせない超人的なクオリティー



まずはこの選手から紹介したいと思います。



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伊賀大起選手(清風高校出身)

四天王寺スポーツクラブ出身の選手で四天王寺の選手の旋回は千葉選手、日高選手を初め、腰の位置というか胸で回すような、ガンバの世界を実写化したように大きく体を使った旋回をするイメージです。


個人的に縦向き旋回のときも美しい姿勢を維持することができるのがすごいと感じてみていました!





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下田代真人選手(清風高校出身)
なんと42歳にして現役、しかも2部ではなくシニアの1部選手として、活動されています!


あり得ないです、旋回のスピード感もそして質もここまで維持するには相当な練習を積んでいるのではないでしょうか?

いずれにしても続けられるだけでもすごいですが、このクオリティーを保てるのは超人的としか言えません!


2.団体の主力としても活躍した名手
と言われると小山選手などがあげられるかもしれないが、今回は違う選手を紹介します!




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長い手足を活かしたゆったりとした旋回
この選手に見覚えがある方は多いのでは?

塚元淳貴選手(れいめい高校出身)です
卒業後はタートルスポーツクラブでご活躍されています!

ミクラック【正交差跳び横移動ひねり逆交差入れ(馬端~馬端)】という日本ではあまり実施する選手がいない技を行います!

塚元選手が行うことによって、より見ごたえのある技でなっていると言えます!

そして跳馬、鉄棒で得点を稼ぎチームの入賞にも貢献してきました!





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そしてもう一人欠かせないのは
西之原佑奎選手(れいめい高校出身)です
団体では個人としても得点を稼ぎチームの躍進に貢献した選手の一人です

つり輪でも得点を稼げることから、支持系や力技もあり、腕力のある選手だったのでしょうか?



3.世界にあと一歩へと迫ったあん馬



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さぁやってまいりました、日本のあん馬と言えばまずこの選手!

杉野正尭選手(鯖江高校出身)
卒業後は徳洲会体操クラブへと進み
東京オリンピックでは、代表まで本当にあと一歩のところまで迫りました!

惜しくも代表入りを逃したものの、あん馬跳馬、鉄棒でも得点を稼ぐことができるため、団体ではこれから欠かせない存在となり、日本の救世主となれるのではないでしょうか?

杉野選手のあん馬はなんといっても、高難度の演技構成を両立できるところに凄さがあります、

D、E難度のオンパレードでフルに構成を組んだらGコンバインも入ってきます!

あの早いスピードの旋回でミスなくその構成を行えるのは杉野選手くらいなのではないでしょうか?

そして鉄棒でもG難度のマラス(バーを超えながら前方屈伸二回宙返りひねり)にもチャレンジし成功したそうです

日本で実施した例はなく、いつかみたいと思っていた幻の技なので是非とも試合で入れてほしいです!!




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そしてラストを飾るのは
市口大和選手(清風高校出身)
みてくださいこの腰のラインのまっすぐさ!

そのためか演技の出来ばえを示すEスコアが8点後半から9点を狙えるほど高いです!

普通の選手なら、セア倒立で胸が落ちたり、ショーンなど転向系で大きく腰を曲げたりとどこかで大欠点、中欠点を出したりすることもありますが

この選手の普通でないところは、それがないことです、あり得ないです絶対不可能という美しさを演技で出してしまいます!


引退したことが惜しまれますが、市口選手のあん馬の美しさは、観客の皆さんの記憶に強烈に残ったはずです


2020年と2021年の種目別あん馬を連覇しており、オリンピックに出てたら本気で金メダル取れてたんじゃないかと思っている選手です!





いかがでしたか?
今回は鹿屋体育大学の誇るあん馬の名手を取り上げましたが、まだまだ取り上げたい選手はいます!

今後の競技会での鹿屋体育大学の選手の皆さん、そして鹿屋体育大学OBの皆さんのご活躍からますます目が離せなくなりそうです!

鹿屋体育大学はなぜ躍進できたか?(数字からの分析)

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みなさんこんばんは!
今日はコラム的な感じで最近注目しているチームである
鹿屋体育大学について書いていきたいと思います。

昨年9月に行われた全日本インカレ鹿屋体育大学は初の準優勝を成し遂げました。
さらにその勢いのまま、全日本団体選手権でも数多くのメダリストも出場する中で
4位とその存在感を存分に示してくれたかと思います。

躍進の理由は?

  1. 近年の競技会の結果
  2. 種目での分析
  3. 選手個人での分析


近年の競技会の結果

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第74回 全日本インカレ
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第73回 全日本インカレ
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第75回 全日本団体
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第73回 全日本団体


全日本インカレは初の準優勝、一昔前は日体大と順天堂の二つで上位はほぼ東の学校で占められている状態で西の中ではかなりの健闘だと思います。

さらに今年の全日本でも74回は中止のため参考になるかわかりませんが、4位と73回目よりも大きく順位を上げています。





種目での分析
種目ごとに見ていくと、あん馬に絶対的な強さがあり、とくに73回インカレから74回インカレは5点近くチーム得点があん馬だけで伸びてきており、躍進の要因の一つではないでしょうか?
今年の全日本団体でも2位と学生だけでなく日本全体で見てもその強さが際立っています。

それ以外でも今年のインカレはゆか1位とつり輪2位となり、全日本団体はゆかは11位となったものの、つり輪は3位となっており前半種目で強さをみせています。
後半の鉄棒と平行棒でポイントゲッターが加入すれば優勝できる可能性もあるのではと思っています。



それでも前半種目、3つで流れを作ることができるのは、大きなアドバンテージだと考えます。



選手個人での分析
前半種目で強さを見せていますが、ゆか、あん馬、つり輪で種目別3位以内の高得点が狙える選手がいます。

まずゆかには個人総合で安定感のある藤巻竣平選手(4)埼玉栄出身と上山 廉太郎選手(3)市立船橋出身二人が74回インカレで種目別で全体の2位と健闘上山選手はつり輪とさらに跳馬でも高得点を狙えるので、大きく底上げに貢献していると思われます。


つぎにあん馬、今年は津村涼太選手(1)暁出身が全体3位でなんと東京オリンピックの銅メダリストの萱和磨選手(現セントラル)を上回る高得点を出し、さらに昨年は杉野正尭選手(現セントラル)や市口大和選手等世界レベルの大会でもメダルを狙えるスペシャリストが毎年のようにいます。


そしてつり輪のスペシャリストの金田希一選手(2)市立船橋出身が加入したことによってその戦力に厚みが増したのではないでしょうか?

前半の種目の強さは各種目にポイントゲッターがいることが要因であるかと思われます。

そして上山選手や津村選手のように実力があれば1年生でも使ってもらえるのも大きな強みであり、各年ごとにチームをけん引できそうな選手がいることは今後も注目したいところです。




いかがでしたか?
ちなみに余談になりますが鹿屋体育大学は体育大学と名前がついていますが実は国立です。
名前だけ聞いて僕は私立と思っていましたが驚きです。


東がと強いと言われている中での鹿屋体育大学の活躍からは今後も目が離せませんね!
今後もぜひ注目してもらいたいと思います。

指導することの難しさ

みなさんこんにちは!
そして明けましておめでとうございます!


今日は指導で難しいと感じることについて書いていくので、指導者や教育系のお仕事をされている方向けになるかと思います。

何が難しいのか?

  1. 【正解】がない
  2. 【指導】でなく【指摘】になりやすい
  3. 【心】を育てること

本当はもっとありますが、挙げだしたらキリがないので
上の3点に絞りたいと思います。

1【正解】がない

教える相手の数だけ答えも違ってくるので、『これをすれば絶対だ』という方法はほとんどないためパターン化しずらいのと
時代によって指導の価値観も変わったりするため正解を見つけるのはかなり困難だと思っています。


さらに体操に関しては膨大な量の技を教えることになるため
現場の指導の中で先輩や上司に聞いたりして最適な答えを探すのが多いかと思います。


しかし現場だけでは最適な答えは見つかりづらいため
指導者側も日々、時間を作り現場以外で勉強できたらと思いますが
指導以外の業務に追われなかなかそうはいかないことがほとんどかと思います。

僕はそんな悩みを解決したいので
このblogで発信をし続けます。


【指導】ではなく【指摘】になりやすい

全ては子どもたちのため、【指導者】は【指示者】や【指摘者】になって、こどもの考える力や可能性を奪ってはいけない。

球道 (年中夢球著)より引用


この言葉は今の自分にはグサッときました。
時間がない時や、教える子どもの人数が多い時って手短に済ませようとして
どうしても指示や指摘だけで終わってしまうことが多くなってしまいます。


そしてさらに学ぶ時間が現場以外でなかなか取れなければ
どうしても同じことの繰り返しになってしまっていたりもして
子どもの上達に結び付くのが難しくなって悪循環に陥りやすいと思います。


3【心】を育てること

技術と違って、心の成長は目に見えにくいところと
指導者と子どもの二者だけでなく親御さんの協力も必要なところが難しいと思います。


そして、心を育てることは時間もかかるために労力も大きくなります。


全日本レベルの選手を何人も育成された先生も
【技術】は教えて当たり前、大切なのは【心】を育てることだと
おっしゃていました。

心技体という言葉でも【心】がまず一番前に来ていることから
心の育成はそれだけ重要な意味を持っています。



いかがでしたでしょうか?
今回は3点だけでしたが、指導者の方々によって難しいと感じるポイントは異なってくるかとは思います。


そして最後にやはり大切なのは自分自身で学ぶ姿勢だと思うので
これからも学びをやめずに日々、少しでも精進していきたいと思います。